叡山電車の「きらら」は窓方向に設置されたシートがある

2011.11.19

京都の叡山電車には「きらら」という展望車両がある。やや小ぶりな電車だが、この車両のウリは、窓の方向に設置されたシートだ。子どもが窓を向いて座りたがるように、ダイレクトに窓を向いて心置きなく車窓が楽しみたいという欲求を具現化したものだ。ただし、車内の座席がすべて窓を向いているわけではなく、一両に二人掛け四脚の八名分しかない。この車両はすべて自由席だから、人気のこの座席をゲットする競争率は高く、座れるチャンスは低いのが難点だ。

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そこへ行くと、予約が必要だが、JR西日本の山陰本線の西端に位置する下関〜仙崎間を走る観光列車「みすず潮彩」の特別車両は、心置きなく絶景を堪能することができる。窓を向いたシートは一四席あり、窓も様々な大きさがあり変化に富んでいる。車窓のウリは海で、絶景ポイントでは、ビュースポット停車といって、駅でもないところでしばらく停まってくれる。これを終点の仙崎までに三回繰り返すのだ。通路を挟んだ反対側、つまり山側のシートだったらはずれかと思いきや、こちらのシートも海側を向いている上に、海側の席より一段高く設置され、少しでも車窓を眺められるよう工夫を凝らしているのには好感が持てる。





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